神戸女子大学栄養研究会主催 第6回講演会 開催報告
2010年11月21日・日曜日、神戸女子大学 須磨キャンパスにて、神戸女子大学栄養研究会主催第6回 講演会が開催されました。
講演会には2人の講師をお迎えし、講演をしていただきました。
(1)国立スポーツ科学センター スポーツ医学研究部 辰田和佳子先生 「スポーツ栄養の実際」
(2)カナダ防衛局病院 松本真理子先生「カナダ―女性の生き方」
今回の参加者は学部生31名、大学院生7名、卒業生9名、教員13名、一般の方7名の合計67名でした。大学祭(コスモス祭)の当日でもあり、多くの方にご参加いただきました
。
辰田和佳子先生のご講演では、国立スポーツ科学センター内の栄養グループの業務について、具体例を挙げながら分かりやすく教えていただきました。オリンピック選手やアスリートの人たちの栄養サポートでは、最終的には選手自身が毎日の食生活において自己管理できるようにすることを目標としているが、自己管理ができる選手であっても、選手がサポートを必要としているときには、いつでも手助けしなければならない。そのためにも学生の皆さんには、今のうちから様々な知識や経験をできるだけ身に付けておいてほしいとお話しいただきました。
次に松本真理子先生のご講演では、女性の生き方について、女性をとりまくその国の文化や社会的な背景等を日本とカナダの場合で比較しながらお話しいただきました。世界の中でも日本には高度教育を受けた女性が多いので、その教養を生かして、家庭に収まってしまうことなく、社会に出て活躍・貢献してほしいとのことでした。
講演内容を録画したDVDの貸し出しが出来ますので、興味のある方は須磨キャンパスC館1階つきあたりにある管理栄養士キャリア支援ネットワーク事務局まで、お問い合わせください。
次回第7回の講演会は、2011年2月20日・日曜日に大阪大学中之島センターで開催されます。静岡県立大学 食品栄養科学部教授 渡辺達夫先生「食品によるメタボの予防」、大阪大学医学部附属病院 栄養マネジメント部 栄養管理室 室長 安井洋子先生「病院管理栄養士に期待されること(仮題目)」の2つの講演を予定しております。ふるってご参加ください。
この事業は文部科学省「大学教育・学生支援推進事業」(学生支援推進プログラム)に採択された「管理栄養士キャリア支援ネットワークの構築」事業の一環として行っています。
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